新入生初美容実習
先日アッシュトリマーズスクールに入学してきた1年生(14期生)の美容実習が始まりました。
はじめての美容自習はシャンプー・ドライの実習になります。入学してすぐに本物のモデル犬を使ったトリミング(美容)実習をする学校は非常に少ないのですが、学校の差別化のために行っているわけではありません。
教える(教員)側の立場だと、講義や話をして注意事項を説明したいと考えてどうしても説明に重点を置いた授業が多くなるのですが、生徒(教わる側)の立場に立ってみると、実際に行ったことのない事をどれだけ説明されてもイメージがわかないため説明内容はそれほど頭に入ってはいきません。
むしろ実際に犬を目の前にして犬の反応や動きを体験しながら説明を聞いた方がイメージしながら話を聞く必要がないのでダイレクトな理解ができます。
例えば、トリマーは犬の耳の掃除の際、鉗子(かんし)という道具にコットンを巻き付けて綿棒を作るわけですが、実際に犬の耳を目の前にしてその中をふき取るための大きさというものはイメージができます。
百聞は一見にしかず、百見は一行に如かず。つまり聞くことより実際に見る事、実際に見る事よりもやってみる事の方が学びが多いという事です。
有名やトリマーさんに「どうすればトリミングが上手くなりますか?」と質問するとたいてい
とにかく犬に触る事、理論や理屈も大切だけど犬に触れていかないと絶対にうまくならないと回答されました。
まだ2年間は始まったばかりですが、2年間って学校のくくりでは短い方です。小学校は6年間・中学高校はそれぞれ3年間・大学はほとんど4年間です。
その限られた2年間でとにかく犬を触る(美容する)機会を大切にしながら理論や理屈、基礎と応用を生徒さんたちに伝えるのがアッシュトリマーズスクールの授業スタイルです