春から新2年生の美容実習
アッシュトリマーズスクールでは入学から卒業まで、「完全一人1頭の美容実習を週に4回以上」行っています。
技術職という側面のあるトリマーになるためには、とにかく効率よく美容(トリミング)経験を積むことが大切です。どれだけ机で座って話を聞いても犬の扱いはうまくなりません。これは基礎や知識を否定するものではなく、状況に生かせるものでなくてはならず、そのためには犬の反応を間近に見ながら、基礎や知識を取り入れていく必要があります。
トリマーになりたい方の多くは犬たちに優しいトリマーになりたいと思う方が多いと思いますが、では優しいトリマーとはどんなトリマーか少し具体的に上げると
・トリミングの作業を犬が嫌いにならない施術を出来るトリマー
・犬の極端なストレスを与えないトリマー
・犬の状態を見極めて適切な施術のできるトリマー
つめ切り・バリカン・耳掃除・シャンプー・ドライ・カットすべてにこの要素が必要になります。
例えばシャンプーの際の皮膚への刺激に目を向けるとシャンプー剤の刺激だけに目が行ってしまいますが、もっと強い刺激の要素があったりします。シャンプーとは犬の体の汚れを綺麗に落とすこと➡では犬の汚れとは何か➡その汚れはどのようにすれば綺麗に洗い流せるか➡その上で犬への負担を軽減できるか➡少なからずかかった負担をどのようにリカバーするか?
このようなことを理解しながら、繰り返し常に犬に向き合いながら施術をアッシュの生徒たちは学んでいます。