犬は散歩が大好きなのは、犬好きの方ならご存知だと思いますが、散歩とはただリードをつけた犬を歩かせることだと思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、犬を歩かせる事と散歩とは意味が違うのです。ではアッシュで考える散歩とは… ●モデル犬達のストレス解消 ●モデル犬達の運動不足解消 ●モデル犬達の社会化勉強 ●生徒さんにとって勉強になる です。 1.「どうしたらストレスを解消できるのか」 犬という動物は鼻がいいことで知られています。それを使わせてあげることがとても必要です。何処でどんな匂いがするのかを学習していくことが犬達にとってのストレス解消に大きく役立ちます。犬達の好奇心を満たしながら学習させるためにはそれなりに、長い距離を歩かせる必要があります。
2.「どうしたら運動不足を解消できるのか」 まず考えなくてはいけないのは犬達も人間と同じで運動をすることで体力が付きます。体力をつける事が犬達が病気をせずに元気でいるために必要なことに繋がります。体力をつけるための運動に必要なのは、多少疲れても歩くことが出来る環境づくりです。どうしてもフリースペースで遊ばせると疲れたら休んでしまいます。犬達には自分の体力をつけるために頑張るという感覚はありませんから、犬達が知らず知らずのうちに楽しみながら歩きたくなる環境で行うことが重要になります。
3.「モデル犬達の社会化勉強とは」 学校で動物を飼育する際は犬舎での飼育が基本になりますが、絶対的に不足するのが外部からの刺激です。この外部からの刺激から犬達はさまざまなことを学びとります。その意味では、さまざまな音や臭い人との出会いを経験させてあげる事が犬達にとっての社会化勉強となります。これができていない犬達は見慣れない洋服を着た人間にやたらと吼えたりする傾向があります。見慣れないから怖い→怖いから吼える・ストレスがたまるという犬にとっては、とても当たり前の反応です。つまり犬達にストレスを感じさせないために犬達が外界と触れ合える環境を体験させる事が大切です。 これが出来ない環境下では犬達に大きなストレスがかかります。ストレスのかかった犬達は体の抵抗力が落ち病気にかかりやすくなります。ストレスのたまった犬を飼育すると必要以上に外部との接触を遮断しようとします。外部との接触がないと犬達にはさらにストレスがたまってしまいます。犬はストレスの少ない環境で飼育すれば、そんなに病気をする弱い動物ではありません。一般家庭で飼育している犬は病気が少ないのはこのためです。
4.「生徒さんにとって勉強とは」 生徒さんにとっては犬が、外の環境下でどのような反応をするかを実践で見ておく必要があります。一般の人に出会ったときの反応・一般の犬に出会ったときの反応・落ちている食べ物を見つけたときの反応や季節に応じた病気予防等、自らが見ることで犬の行動に対する理解が深ます。その経験を持って学習して初めてお客様にアドバイスするための知識に代わっていきます。
アッシュでは以上の4点を全て満たして初めて散歩といえると考えます。つまり、犬達を学校の外に連れ出してあげることです。このような理由でアッシュでは生徒の為、モデル犬の為にモデル犬を外に連れ出して行う本物の散歩を実施しています。
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